メルマガ第2話 病気がくれた100のおくりもの -大小-

  • 2008年8月13日(水)

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「さわとん」こと澤登和夫が、病気から教えてもらったこと、
そして人生をいきいきと暮らしていく秘訣をお届けします。

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病気が教えてくれた100のおくりもの、今日は「大小」ということです。

いきなりな~に、って思うかと思いますが、「大小」。

私がこの言葉を意識するようになったのは、手術半年後のことです(後述します)。

大きい←→小さい。

大きいも小さいも、比較だっていうことですね。
絶対的なものじゃなくって相対的なもの。

今でも、私ももちろん比較したりすることもあります。
しっかし、病気するまでは比較ばっかりの生活でした。

「おれはみんなよりも、背が小さい。」
「おれはみんなよりも、理科の成績が悪い」
「あいつよりも、仕事の能力が劣っている」

もちろん、逆に自分を比較することで満足している時もありました。

「自分は偏差値が高い。だから頭がいい」
「5歳も下の女の子と結婚して、あいつよりも幸せだ」
「試験に合格したし、同期で一番の出世頭だ」
「こんなxx万円もの時計を持っているから、みんなよりもかっこいい」

ちょっと大げさに書いていますし、いつもこんなことを思っていたわけでは
ありませんが、比較ありきの人生でした。たった数年前までは。

1年半前、潰瘍性大腸炎という病気になって、大腸の病気になって、
うつのどん底、ご飯もたべられない、17キロやせた時、
毎秒毎秒、後悔とイライラで胸が張り裂けそうだった。

そのとき、毎秒考えていたこと、

「俺って、なんで、こんなつらい思いをしなくっちゃいけなんだろう」

「俺の人生は、みんなより、ひどい人生だ」

これは事実として思っていました。
なんで、自分がこんな原因不明の病気になって苦しまなければいけないのか、
もちろん、それだけの行いをしてきたから、それだけ精神的に自分を苦しめて
きたから、ということもできますが、何せ、この病気は難病、特定疾患、つまり、
原因が解明されていない。

それから手術をし(手術のこと、その夜のパニックのこと、そのうちお話します)、
退院してからの数か月も、少しずつ精神的に回復していったものの、
何せ、肉体的に回復してこない。

一日のトイレの回数、20回を超える日々が続く。
水分を吸収する大腸がないから、しょうがないといえばしょうがない。

トイレの回数が多くて、家から出るのも不安。
トイレの回数が多くて、1時間と寝ることができない。
そして、トイレの回数が多くて、お尻がひりひり痛い。

こんな生活が一生続くのか。覚悟したいけど、できない自分がいた。

ちょうど、半年後。

トイレの回数が極端に減った。

「えっ?」 自分でもびっくりした。

6時間もトイレに行かなくても、平気な日も出てきた。
別に、薬が増えたり減ったりしたわけでもない。

「へぇー、身体が順応してきたのか。これが、自然治癒力ってやつね。
人間の体ってすっげぇなぁ、おれの体ってすっげぇじゃん。」

「小腸が大腸の代わりをしている。
俺の体って、「大は小を兼ねる」じゃなくて、「小は大を兼ねる!」じゃん!」


この「小は大を兼ねる」このごろ、よく使っていますが、
「大小」の極みじゃないかなって思います。

おっきければいい、小さければ悪いっていうものでもないし、
逆に小さければいい、おっきければいいっていうものでもありません。

どうみても「小顔」の人でも、「顔がおっきくって」って悩んでいる人もいれば、
痩せている人でも、「昔と比べて。。。」って悩んでいる人もいます。

それは、その人がどう感じるか次第ですね。

そして、比較をしている限り、幸せになるのは容易なことではありません。
比較して、越に浸れば浸るほど、こんどはその上の巨大なものを越えようとする。

これはいつまでたっても繰り返し。

年収1,000万円で「人の平均より上だ」って思っていたら、
年収2,000万円の人がもどかしくなって、超えたくなってしまう。
年収2,000万になると、今度は年収5,000万円のひとが妬ましく思う。

もちろん、全ての人がこうだとはいいません。
別に年収が多いことがいい悪でもなく、年収があがることを目標とすることが
悪いわけでもなく、問題なのは、比較してしまうということ。

人というものに、大小なんてそもそも無い。
ひとりの、お母さんから生まれた人間。

仮に比較したとしたって、それはどんぐりの背比べ。

私もこのごろ、本を書く人、テレビに出る人、少しずつ交流がでてきましたが、
そんなに誰でも変わりないな、ってこの頃よく思います。

たしかに、魅力を感じる秀でたところはあるけれど、他のだれでも持って
いるものだし、話してみれば、良いところと共に、ちょっと受け入れにくい
なぁっていうところもでてきたりもします。

比較しないで自分軸で生きられるにはどうすればいいのか、
こういうこともこれから私の視点でご紹介をしていきたいと思っています。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

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病気から教えてもらったことなどありましたら、
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澤登 和夫(さわと かずお)
うつ専門カウンセラー
「さわとんメンタルカウンセリング」代表
HP http://sawaton.com
メール info@sawaton.com

「いきいき!フォーラム」代表
HP http://ikiikiforum.seesaa.net

ブログ:さわとんの「ありがトン」のブーログ
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